パパおかえり♪今日も早かったね!一緒にお風呂入ろう~。
ただいま。うん、そうしよう。
そるとちゃん、今日もパパとお風呂に入れて嬉しいね。(パパが家族時間をたっぷり作ってくれるようになって、そるとちゃんも嬉しそう。本当に良かった)
そういえば、パパそろそろボーナスだよね?今度欲しいおもちゃがあるんだよね~。ちらちら
うーん、話だけ聞こうか(ボーナスも増えたけど家族にはバレている)
こんにちは!中小企業から大企業へ転職して、生活満足度(QOL)が飛躍的に向上したあいろん(
@iron_money)です。
今回は、大企業の仕事の「メリット」と具体的な「転職方法」についてあいろんの経験を交えて解説します。
本記事は、こんな方に向けて書いています。
- 大企業への転職を検討している
- 大企業の平均年収相場を知りたい
- 今より良い条件で転職したい
- 大企業のリアルを知りたい
結論としては、下記になります。
- 大企業は時間のゆとりが多い
- 大企業は年収1000万円レベルの生活が可能
- 福利厚生の力で年収数百万円分が変わる
- 中小企業やベンチャーの仕事とは進め方が全く違う
それでは早速いってみましょう!
そもそも「大企業」とは
パパ、そもそも「大企業」ってなぁに?定義があるの?
そるとちゃん、良い質問だね。実は明確な定義があるんだよ。簡単に紹介するね。
大企業は、下記の3点によって定義されます。
- 資本金・・・3億円超
- 従業員数・・・300人以上
上記を超えれば、業種を問わず大企業に分類されます。
もちろん上記はすごいけど、ハードルがやや低いという気もするね。
そこで本記事で取り上げる『大企業』は、上記プラスして「業界上位」という定義を追加しています。
いわゆる「大手企業」と呼ばれるような会社たちだね。
大企業の平均年収は700〜800万円程度
大企業と中小企業は、どれくらい差があるの?
業種によって異なるんだけど、一般的に大企業は平均年収が700〜800万円程度。対して中小企業は400万円前後と言われる事が多いよ。
同じサラリーマンでも、2倍違うんだね…
日本の平均年収は、443万円程度です。
大企業は年収ベースだけでみると、中小企業の約2倍ということがわかります。
それでは、大企業の人間の方が優秀なのでしょうか?
私個人の感覚としては、「そうとも言えない」です。
あいろんは、過去に下記のような働き方を経験しています。
色々な立場を経験し、業界シェアの高い大企業の働きやすさをしみじみ感じています。
そのメリットについて、紹介していきましょう。
大企業に転職して感じたメリット3選
- 働く場所や時間を選びやすい
- 年収以外のプラス要素が多い
- 役割が明確である
①働く場所や時間を選びやすい
中小企業時代と比較して、大企業のメリットを感じているのは「場所」と「時間」の自由度が高い点です。
まずは物理的な「場所」について、メリットを挙げてみます。
- モバイル機器などのインフラ環境が整っている
- テレワークを中心とした働き方にも違和感がない
- 遠隔でも仕事が出来る環境
- 「オフィス」と「リモート」を駆使できる
- ネット環境から座席まで、細部にわたって高級で使いやすいガジェットが備わっている
現在では、ベンチャー企業を中心に、フルリモートワークという働き方を選択している会社も見受けられます。
しかしながら「フルリモート勤務は逆に仕事しづらい」というのが、私の経験上の結論です。
例えば下記のようなケースは、オフィスで仕事をする方が圧倒的に早いです。
オフィスのミーティングルームは、上記の場面で最大限に力を発揮します。
大企業は資本力を投じて、下記のような「デジタル」と「フィジカル」の融合が進んでいるケースが多いです。
結果として、下記のようなワークライフバランスが取りやすい点は評価したいポイントです。
- リモートワークやフレックス等、無意味な通勤や満員電車を避けられる制度
- リアルコミュニケーションとリモートワークの併用が出来る
- 大事なWEB会議や商談時はオフィスに出社する等、自分で柔軟に選択できる
- 作業系の仕事に専念時は在宅ワーク可能
リモートワークをしてわかりましたが、オフィスの椅子や机の使い心地の良さは化け物級です(笑)
長時間を共にする相棒だもんね。
因みにパパはオカムラの「シルフィー」っていう椅子がお気に入りです。
場所だけではなく時間についても、メリットが多数あります。
- 上流の仕事が相対的に多い
- 突発的な対応にとられる時間が少ない
- フレックス勤務制度採用企業が多い
- 自分主導で働く時間をコントロールしやすい
- 「有給は義務」という意識が強い
- 仕事外の時間の連絡に配慮がある
大抵の仕事は、単独で完結するのではなく「上流から下流に流れていく」という性質を持ちます。
例えば、大手企業のシステム開発では下記のようなケースが多いです。
A社(要件定義・発注)
→B社(一次請、全体取りまとめ)
→→C社(二次請、開発)
→→D社(二次請、保守・運用)
「企業から企業へ」
「上司から部下へ」
上記のように仕事が流れつつ、最終的に「担当」に流れつきます。
私も様々な立場で担当者を務めましたが、大企業と中小企業の担当者では意味が異なります。
大企業は組織的な動きを求められる反面、突発的な仕事が少ない傾向があります。
逆に少数精鋭で立ち回ることの多い中小企業では、スタンスが異なります。
「私の仕事ではありません」などと言わず、広い守備範囲を上手に立ち回る事が求められます。
大企業ほどコンプライアンス意識も強く、制度が整っている傾向が強くあります。
従業員にも働き方への理解があり、フレックスや有給なども使いやすくなります。
上記のように大企業は場所と時間だけでも、「快適に仕事できる環境が設計されている」ことが多いわけです。
パパも出社と在宅を半々くらいにして、上手く使い分けているよね。
特に家族で夕食を食べたい時などは、サッと切り上げられるのが嬉しいよね。移動時間がないのが最高だよ。
パパが在宅勤務だと、終わったらすぐ遊べるから嬉しくなっちゃう♪
②年収以外のプラス要素が多い
「年収1000万円以上は絶対に欲しい」
そんな事を思って転職時に年収額面だけを追い求めていた時期が、あいろんにもありました。
一般企業勤めのサラリーマンからすると、「年収1000万円超」は1つの目標です。
しかしながら、実際に転職して気づいた大企業のメリットは「額面」ではありませんでした。
パパは手取りを増やす、「年収以外の待遇の重要さ」を福利厚生から学んだそうです。
家賃を自分で払う事が当たり前だと思っていたパパにとって、「借り上げ社宅」の制度は衝撃だったそうだよ。
生活レベルを上げつつ、住宅コストを抑える。
特に資産形成期は、社宅制度の充実している大企業がおすすめです。
また、転職してはじめて「出張旅費規定」の金額が千差万別だという事実を体感しました。
私は月数回程度の出張がありますが、以前と比較して月間5〜10万円程度、出張やそれに付随する手当が増えました。
パパの出張の頻度自体は前の会社と変わらないのに、これだけ金額が変わるってすごいよね。
転職前の企業と比較して出張手当が倍もらえたので、最初は「何か間違っていますよね?」と人事に確認しに行きました(笑)
年収で見るより、手取りが月に5〜10万円多くなるのでインパクトがあります。
年間で60万円以上、手取りのプラスになるんだから大きいよね。
その他にも、大企業には様々な福利厚生が存在します。
何点か例を挙げてみます。
- 栄養のある食事が安価に取れる
- オフィスに快適なフリースペースがある
- 書籍が安価に購入出来る
- 資格取得のスクール費用が安価
- 各種お祝い金などの制度が整備されている
あいろんにとって現在勤めている会社は、福利厚生によって年収額面換算で「200万円」は上乗せされています。
大企業では平均的な年収800万円だとして、福利厚生分も加味する必要があります。年収1000万円の生活を、大企業が担保してくれているのと同義です。
パパが転職してくれたおかげで良いお家に安く住めているので、大満足しています♪
③役割が明確である
前述の通り、両方経験した私としては、大企業と中小企業に働き方の差を感じます。
サッカーに例えると、下記のようなイメージです。
大手企業
- 欧州サッカー
- パスサッカー中心・・・組織的に立ち回れる人が評価される
- 南米サッカー
- 個人技中心・・・局面を個人で打開して、ゴールを決められる人が評価される
よく大企業vsベンチャーは、「どちらで働くのが良いか」議論されます。
しかしながら、上記のようにプレイスタイルが違いすぎます。
一概の比較は、困難を極めます。
せっかく例えたので(笑)、サッカーを例にみてみましょう。
サッカー界では南米の強豪として、一時代を築いたアルゼンチン代表のリオネル・メッシ氏。
圧倒的なゴールセンスとテクニックから、アルゼンチン代表の「王様」として君臨していました。
メッシ率いるアルゼンチンサッカーが成熟期の2014年、ワールドカップ決勝で敗れた相手国はヨーロッパのドイツ。
典型的な、組織的パスサッカーでした。
どちらも強いですが、そのサッカーは全く異なるものでした。
仮にメッシがドイツ代表に入ったからといって、チームにフィットは出来なかったでしょう。
それくらい、目指すものが違います。
上記のように企業が合う合わないは「その人による」っていう結論に落ち着いてしまうんだね。
パパ個人としては双方のプレイスタイルを経験した結果、組織的にパスを繋げる方が好みだったそうです。
私は組織の中でフォワードとして「点を取る」のは大好きですが、守備は好きでも得意でもありません。
そして大企業には総じて、「守備がめちゃくちゃ上手い」人が一定数存在します。
その人たちと上手く連携さえできれば、自分が守備をする必要はないのです。
私のように得手不得手がはっきりしている人には、役割がはっきりしていること自体が大きなメリットになります。
反対に「何でも自分で決めたい」という人は、大企業より中小企業の方が裁量権やスピード感は得られやすいと思います。
しかしながら勘違いしてはいけないのが、仕事とは必ず「人」と相対しているということです。
中小やベンチャーだから、自由に好きなように仕事を出来るというのは幻想です。
「役割が明確」とは仕事に対して予測を立てやすくし、家族や大切な時間を守るための1つの手段とも考えられます。
どっちにも、良い面悪い面があるんだね。
パパはベンチャーに行きたがっていた時期もあったけど、自分で強みを定義した上で大企業の方が良いと判断して転職したわけだね。
大企業への転職方法3選
- 長期的に計画する
- 職種など戦略を立てる
- タイミングを逃さない
①長期的に計画する
「大企業に興味が出てきた」
「転職できるものなら大企業に行きたい」
こんな思いが湧き上がってきた、貴方にアドバイスです。
一旦、落ち着きましょう。
時間軸を「年単位」に切り替える事が、重要です。
まずは「自分」「業界」各々の分析を行い、どのような売り込み方をするか整えます。
自分のことを過小評価している人が多いですが、転職市場における自分は「商品」です。
アピールが求められます。
「年収がどのように決まるのか」
「今、人事担当者はどのような言葉で何を探っているのか」
基本については、しっかり抑えた上で立ち回りましょう。
通り上記について腹落ちできたら、今度はツールとしての転職エージェントの検討です。
こればかりは「人」なので、絶対にこの会社が良いという正解はありません。
しかしながら、大企業とのコネクションが強いエージェントが存在するのは事実です。
②職種など戦略を立てる
前述の通り、まずファーストステップの「自分」「市場」「相場」について確認後、信用できるエージェントを探します。
そしてここまで来たら、後は具体的に絞り込むだけです。
ここまでくると、結構楽です。
自分の経験をズバリじゃなくても良いので、活かせそうな職種を考えます。
たいそうなことでなくて、全然OKです。
というか、勘違いされがちですが転職先は細かい事を気にしません(笑)
そうなの!?
事実を詳細に確認したいのではなく、入社後に自社にフィットするかどうかを知りたいだけだからね。
また、表現方法にも気をつけるとより一層のオファーが見込めます。
表現方法の例として、いくつか挙げてみます。
私が転職した際の経験でいくと、「コンサルタント」や「DX新規事業」系は敷居が広いように感じます。
前者は人材の流動性が高く、後者は精通している人間が絶対数として少ない。
つまり、ポテンシャルで採用せざるを得ない現状があるわけです。
上記のように、転職は自分の経験・趣向と入社難易度を照らし合わせ、戦略を立てる作業が必要になります。
ここは先入観を捨てて、ゲーム感覚でやってみると楽しいです。
私も自分の経験に、希少性などないと思っていました。そもそも営業においてサービスの使い方まで含めて提案するような「プリセールス」という言葉自体知りませんでした。
パパは自分の営業経験の中で「ただのモノ売りではなく、プリセールスの経験からコンサルティングもできる」という評価がされたんだよね。
自分では当たり前と思っていることが、人から見たら魅力的だってことだよね。
③タイミングを逃さない
転職のタイミングを図ることに特化した、面白い書籍があります。
「わらしべ転職」という考え方で、新卒で落ちた会社でもリベンジ転職できる。
上記のような、スパイラルアップ型の転職方法が記載されています。
本書では、企業の採用タイミングが「緩くなる」時期を見逃すなと説いています。
上記は私も自己の経験から、身に覚えがあります。
「急に大手企業の求人が入った」
「売上成長中のメガベンチャーからスカウトが来た」
「超有名コンサルティング会社からプラチナスカウトが届いた」
昨日までは入れないだろうと思っていた会社の門扉が、急に開く。
現実には、こんなことが起こります。
この現実を読み解くには「企業」を主語にする必要があります。
そして企業には、採用条件を緩くしてでも人材が欲しいタイミングが確実に存在します。
前述の「長期的」な目線で転職した方が良い最大の理由は、この「タイミング」にあります。
良質なエージェントと良い関係を築けていれば、然るべきタイミングで急に情報が入ってきます。
後は、現在の状況や心境に合わせて、判断を下せば良いわけです。
「転職タイミング」は、意外と軽視されがちな盲点です。
「自分が転職したい時」より「市場から求められる時」の方が、自分の価値が上がることをしっかり理解しておきましょう。
例えば「業績好調による人員拡大」や「新規事業のため経験者優遇」など、企業の採用が緩くなる理由が発生した時に自分とマッチング出来るかが勝負です。
パパも結局希望の会社に入れるタイミングをはかりながら、1年くらいかけて転職したよね。応募してからは速攻で決まったけど(笑)
ラップアップ
今回は、大企業の仕事の「メリット」「年収」と具体的な「転職方法」について解説しました。
地ならしをしながら、長期的な視野でとらえるのが成功の近道だと感じます。
最後に一言。
時間にも余裕ができ所得も上がると、家族との時間が増えて本当に幸せな気分になります。
それではまた!
これはCTAサンプルです。
内容を編集するか削除してください。












