パパは転職活動中に、何を考えて企業を選んでいたの?
自分のスキルを活かせて、かつ年収が少しでも上がるような業界に入りたくて調べていたね。結局、給料は自分の頑張りより業界で決まるんだよ。
そうなの!?それでは、そのスキルと業界について詳しく教えてください〜♪
こんにちは!ブラック企業から、ホワイト企業に転職したあいろん(
@iron_money)です。
今回は「転職市場価値を上げる」手法や思考法について、紹介していきます。
この記事はこんな方に向けて書いています。
- 採用側はどんなキーワードで転職者検索をしているか知りたい
- 将来有望な業界を知りたい
- 転職者にはどんなスキルが求められているのか知りたい
結論としては、下記になります。
- 「PdM」「エンタープライズ」などの言葉が転職者の検索キーワードとして引っかかりやすい
- 「DX」「キャッシュレス」「EC」は業界的に今後ガンガン伸びる
- 「データサイエンティスト」「インサイドセールス」などのスキル需要は今後更に加速する
それでは早速いってみましょう!
実はお金になる「実績、経験、肩書」
パパ、転職時に「自分には何の経験も実績もない」という場合はどうすればいいの?
自分で気づいていないだけで、ただ働いているだけで色んな経験はしているはずなんだよ。
それを言語化するのが大事だね。
「実はお金になる経験」は、身近なところにあります。
例えば、パパでいうと下記のような項目が該当します。
実績
- 社内で設定された目標を達成した
- 社内で表彰された
- 業界の中でも高い成果を挙げた
- 新しい顧客を開拓した
- 同じ顧客から連続で受注した
- 部署を横断するプロジェクトに携わった
- 部下が成果を出すサポートをした
経験
- 大手企業に勤務
- 大手企業の営業を担当
- 中小企業の営業を担当
- 消費者向けの商品販売を担当
- 部下の育成を担当
肩書
- 部署・チームの責任者
- 営業部に所属
- マーケティング部に所属
自分では平凡なキャリアだと思っていても、企業側は「求めている」ケースが多々あります。
人事部・ヘッドハンターの「検索キーワード」ランキング
パパ、自分で語れる経験を棚卸ししておく重要性は良くわかったよ。
でも、検索する側が「どんなキーワード」で探しているかも気になるよね。
そるとちゃん、その通り!
検索キーワードについては、下記のような感じで人事部は調べているよ。
- 1位 PdM
- 2位 プロダクト
- 3位 エンタープライズ
※ビズリーチ社提供
PdMはプロダクトマネージャーの略称で、製品のビジネスモデル構築から収益の責任まで担う役割です。
「新規立ち上げ」とか「新規事業」などの言葉の方が、PdMよりしっくりくるかも知れません。
3位のエンタープライズは、大企業や官公庁のことです。
中小企業はSMB、零細企業や個人事業主はSOHOなどと呼び名を分けたりします。
エンタープライズは、界隈では「エンプラ」と略されがちです。
また、「カスタマーサクセス」という言葉も、現代のホットキーワードになっています。
法人営業経験者であれば、下記のような経験は普通にこなすでしょう。それを、一言で表した言葉がカスタマーサクセスです。
「自社製品の顧客サポートをしながら潜在課題やニーズを発見し、その解決のために新機能を考案、開発して製品に反映させた」
例えば私の経験は、下記のように言葉を言い換えるとキーワードにたくさん引っかかりそうです。
- 社内の新規事業責任者として企画・立ち上げ・運用安定化まで一貫して行った
- 大手企業向けに提案を行って受注した
- 改善提案型営業の経験あり
- PdMとして事業設計を行った経験あり
- エンタープライズ営業担当として3年間延べ100件の提案を行い、内50件受注した
- カスタマーサクセスの経験あり
経験を上記のワードに置き換えるだけで、検索に引っかかりやすくなる事実。
知っておいて、損は無い情報と言えるでしょう。
事業立ち上げ、拡大のフェーズに求められる下記のようなスキルは大企業出身者は自然と身につけていることが多いです。
- 新規事業として立ち上げから運用開始まで落とし込む
- 運用開始されたサービスを改善改良しながらリード(売上)を増やしていく
- そもそもの大企業の意思決定方法や業界事情に精通している
転職時に抑えておきたい有望な「業界10」×「スキル5」
まずは以前プレジデントで特集された、「ガンガン伸びる業界」10選をみていきましょう。
- DX・IT関連サービス
- EV(電気自動車)
- キャッシュレス
- 再生可能エネルギー
- ライフサイエンス
- ゲーム
- 5G
- EC・物流
- サイバーセキュリティ
- ESG
上記に関しては基本的に需要が伸びていることが前提になるため、当然業界のプレイヤーも必要になる項目が多いです。
私も実際に転職する際は「DX・IT」はトレンドとして常に意識していました。
パパはあまり知識もなく「自分がDX出来るのか?」と半信半疑でしたが、転職したら半年で慣れてました。
どうしてもITは性に合わず、フィジカルで仕事をしたい場合は「医療」や「物流」等の現場を候補にすると、需要は底堅いでしょう。
次いで、「需要急増の神スキル」5つは下記になります。
- ITコンサルティング
- データサイエンティスト
- 事業開発
- インサイドセールス
- 施工管理技士
個人的に、転職において狙い目なのは「ITコンサル」「インサイドセールス」です。
上記の2職種は、求人数も拡大傾向にあります。
極端な専門性がない分、未経験でも採用されやすい。
その後のキャリアにおいて、語りやすいスキルを作れる。
上記が魅力です。
業界とスキルは組み合わせていくのが定石です。
例えばDX関連のインサイドセールスを行い、事業開発に移行していく…などのステップは、転職せずとも社内異動で経験できます。
逆に上記のトレンドから外れている業界・スキルは、今後ますます立場が厳しくなることが予想されます。
- 銀行業界(ネット銀行・証券の台頭)
- ガソリン自動車(EVへの代替)
- 医薬品営業・MR(ITへの代替)
ラップアップ
今回は転職市場価値を上げるための、手法や思考法について紹介していきました。
常に新しい情報をキャッチアップして、今日から職務経歴書に「PdM」「エンタープライズ」を追記しましょう。
最後に一言。
転職を経験して、「今の会社に居続けるリスク」という言葉が腹の底から理解できました。
それではまた!
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